デジタル大辞泉 「下町ボブスレー」の意味・読み・例文・類語 したまち‐ボブスレー【下町ボブスレー】 日本初の国産ボブスレー用そりを開発するプロジェクト。機械金属加工業の集積地として知られる東京都大田区の町工場約30社と大学・レーシングカー開発会社・流体解析ソフト開発会社が共同で、日本人の体格や筋力に適した機体を設計・製造する。平成23年(2011)秋に始動し、平成24年12月に1号機、平成25年(2013)10月に小型軽量化した2号機を完成させた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「下町ボブスレー」の解説 下町ボブスレー 国産ソリによる初の五輪出場を目指し、大田区の町工場が中心となり製作したボブスレーのこと。2011年秋、大田区産業振興協会が発案し、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会が発足。12年10月には1号機が完成し、同年12月、全日本選手権で用いられ優勝した。13年3月、国産そりとして史上初となるボブスレー国際大会出場を果たす。同年6月、下町ボブスレー合同会社設立。同年11月上旬にカナダ・カルガリーで練習滑走を行ったが、国際連盟から設計のやり直しを求められ、ソチ五輪への出場を目指し改修に取りかかる。同年11月21日、下町ボブスレーネットワークプロジェクトが「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2013」優秀賞を受賞した。 (2013-11-25) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報