下肢帯(読み)カシタイ

デジタル大辞泉 「下肢帯」の意味・読み・例文・類語

かし‐たい【下肢帯】

足を支える骨格恥骨座骨腸骨の癒合した寛骨かんこつからなる。後肢帯。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の下肢帯の言及

【骨盤】より

…脊椎動物において,後肢の骨格および筋肉の土台をなす腰部の骨格で,腰帯または下肢帯ともいう。軟骨魚類では,腹びれの基部の骨格である左右の基鰭(きき)軟骨を橋渡しする形で結びつけ,脊柱とはつながらない単一の棒状の軟骨が骨盤に相当し,腰帯軟骨とよばれる。…

【腰帯】より

…脊椎動物の腰部にあって,後方の有対肢(腹びれまたは後肢,下肢)の骨格や筋肉の土台となり,それらを胴に結びつける骨格。ヒトでは下肢帯という。腰帯は,魚類では1個または1対の骨格であるが,両生類以上の動物では,左右各側で腸骨,恥骨,坐骨の3要素が一体化してできた1対の寛骨がこれに当たる。…

※「下肢帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android