下腹雪隠(読み)したはらせついん

精選版 日本国語大辞典 「下腹雪隠」の意味・読み・例文・類語

したはら‐せついん【下腹雪隠】

〘名〙 茶席外露地に設けられる便所外雪隠。〔茶道早合点(1771)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の下腹雪隠の言及

【待合】より

…中門を境に外露地と内露地とに分かれる二重露地が整うのは千利休からとも古田織部からともいわれるが,利休時代にはほぼ整っていたとみられる。露地の発展に伴い,外露地には外腰掛,下腹雪隠(したばらせつちん)が,内露地には内腰掛が設けられるようになった。客は外腰掛で連客を待ち合わせて亭主の迎付(むかえつけ)を待ち,内腰掛では中立ちをして再び席入りの合図を待つ。…

※「下腹雪隠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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