下話(読み)シタバナシ

デジタル大辞泉 「下話」の意味・読み・例文・類語

した‐ばなし【下話】

表立って行う前にだいたいのことを打ち合わせておくこと。また、その話。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下話」の意味・読み・例文・類語

した‐ばなし【下話】

  1. 〘 名詞 〙 はっきりきめる前に大体のことを話して打ち合わせておくこと。また、そのはなし。
    1. [初出の実例]「三浦屋へ大概下話(シタバナ)しをして、金を直ぐに持って来たは、手短かに埒(らち)を明けよう為サ」(出典:歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android