下谷坂本裏町(読み)したやさかもとうらまち

日本歴史地名大系 「下谷坂本裏町」の解説

下谷坂本裏町
したやさかもとうらまち

[現在地名]台東区根岸ねぎし三丁目

下谷御箪笥したやおたんす町の北にある。江戸時代以前は広沢ひろさわ村と称していたという。延宝年間(一六七三―八一)には寛永寺領の百姓町屋が存在していた(沿革図書)。延享二年(一七四五)支配寺社奉行から町奉行に変更になった際、坂本町一―四丁目の西裏手にあたることから坂本裏町という名が付いた。東は下谷坂本町四丁目、北は金杉かなすぎ東源とうげん院。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android