下谷坂本裏町(読み)したやさかもとうらまち

日本歴史地名大系 「下谷坂本裏町」の解説

下谷坂本裏町
したやさかもとうらまち

[現在地名]台東区根岸ねぎし三丁目

下谷御箪笥したやおたんす町の北にある。江戸時代以前は広沢ひろさわ村と称していたという。延宝年間(一六七三―八一)には寛永寺領の百姓町屋が存在していた(沿革図書)。延享二年(一七四五)支配寺社奉行から町奉行に変更になった際、坂本町一―四丁目の西裏手にあたることから坂本裏町という名が付いた。東は下谷坂本町四丁目、北は金杉かなすぎ東源とうげん院。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 うげん 広沢

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む