下雲(読み)シタグモ

デジタル大辞泉 「下雲」の意味・読み・例文・類語

した‐ぐも【下雲】

山の低い所にかかっている雲。
対馬は―あらなふ可牟かむの嶺にたなびく雲を見つつ偲はも」〈・三五一六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「下雲」の意味・読み・例文・類語

した‐ぐも【下雲】

  1. 〘 名詞 〙 下の方にある雲。低い雲。
    1. [初出の実例]「対島の嶺(ね)は之多具毛(シタグモ)あらなふ上(かむ)の嶺にたなびく雲を見つつしのはも」(出典万葉集(8C後)一四・三五一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む