下高屋村(読み)しもたかやむら

日本歴史地名大系 「下高屋村」の解説

下高屋村
しもたかやむら

[現在地名]犀川町下高屋

いま川の支流高屋川中流域に位置する。南接して下高屋村があり、もと高屋村一村であったものが分立したとみられる。高屋は「和名抄」の豊前国仲津なかつ高屋たかや郷の郷名を継承したとみられる。「宇佐大鏡」所載の宇佐宮大宮司公順処分状案に仲東なかとう城井きい浦の四至として「限西仲西郷高屋浦上道」とあり、のちに仲西なかさい郷に含まれて、城井浦の西に位置していた。元和八年人畜改帳によると御蔵納分の高一七九石余と給人一人分の高一一〇石に分けて記され、家数二九・人数六二(うち庄屋二・百姓二・名子五)、牛六・馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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