下高柳村(読み)しもたかやなぎむら

日本歴史地名大系 「下高柳村」の解説

下高柳村
しもたかやなぎむら

[現在地名]加須市下高柳

南は新川につかわ用水路を境に小浜おばま村・常泉つねいずみ村と対し、北は青毛堀あおげぼり川を限り、西は上高柳村(現騎西町)騎西きさい領に所属(風土記稿)。田園簿によると田高三六〇石余・畑高三六五石余、川越藩領。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では高二四七石余、反別は田方一三町九反余・畑方一三町二反余、ほかに新開高二四七石余、田方一三町九反余・畑方一三町二反余。国立史料館本元禄郷帳では幕府領。延享四年(一七四七)下総佐倉藩領となり(「佐倉藩領郷村高帳」紀氏雑録)、宝暦一三年(一七六三)上知(「堀田氏領知調帳」紀氏雑録続集)。化政期には常陸下妻藩領で(風土記稿)幕末まで同藩領であったとみられる(改革組合取調書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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