不審を打つ(読み)フシンヲウツ

デジタル大辞泉 「不審を打つ」の意味・読み・例文・類語

不審ふしん・つ

疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。
「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこんな―・ち始めた」〈谷崎・続悪魔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不審を打つ」の意味・読み・例文・類語

ふしん【不審】 を=打(う)つ[=立(た)てる]

  1. 怪しく思う。また、疑わしく思う点をとりあげて尋ねる。
    1. [初出の実例]「常に師に近づきて、ふしんを立てて、我芸の位の程を、よくよく問ひ明らむべし」(出典:至花道(1420)皮・肉・骨の事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む