不思外(読み)おもわざるほか

精選版 日本国語大辞典 「不思外」の意味・読み・例文・類語

おもわざる【不思】 外(ほか)

  1. 思いがけないさま。思いもよらないこと。思いのほか。思わぬほか。
    1. [初出の実例]「おもはざるほかのことによりて、帥(そち)にならせ給て、いといと心うかりし」(出典大鏡(12C前)五)

おもわぬ【不思】 外(ほか)

  1. 思いがけないさま。思いもよらないこと。思いのほか。思わざるほか。
    1. [初出の実例]「心に任せぬ世の習ひは、おもはぬほかの不思議もあるぞとよ」(出典:高野本平家(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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