不意打を食う(読み)ふいうちをくう

精選版 日本国語大辞典 「不意打を食う」の意味・読み・例文・類語

ふいうち【不意打】 を 食(く・くら)

  1. 思いがけないときに、ことをしかけられる。
    1. [初出の実例]「『離縁!』と五十幡は豆鉄砲の不意打(フイウチ)を喰(クラ)った鳩のやうに眼を一杯に睜(みは)ッた」(出典落紅(1899)〈内田魯庵〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android