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こと こと

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

こと
こと

広義には弦楽器の総称。狭義には,東アジアの琴,箏類 (ロング・ツィター属。細長い胴面に水平に弦を張った楽器) をさし,最も狭い意味では,日本の俗箏 (生田流,山田流などで用いる箏) をさしていう。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

こと[副]

[副]未然形に「ば」のついた仮定条件を表す句を導き、どうせ(…なら)、同じ(…なら)、の意を表す。
「―放(さ)けば沖ゆ放けなむ湊より辺(へ)付かふ時に放くべきものか」〈・一四〇二〉
[補説]助動詞「ごとし」は、この「こと」に形容詞を作る接尾語「し」のついた「ことし」が濁音化したもの。

こと[終助]

[終助]《形式名詞「こと」から》活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞・助動詞「だ」には終止形にも付く。
感動を表す。「まあ、きれいに咲いたこと」「大変な人出だこと
質問の意を表す。「お変わりありませんこと」「これでいいこと
同意を求めたり、勧誘したりする意を表す。「皆さんもそうお思いにならないこと」「そろそろいらっしゃいませんこと
(「ことよ」の形で)婉曲(えんきょく)な断定を表す。「気を遣わなくてもいいことよ」「学生らしくないことよ」
命令・注意の意を表す。「明日までに用意すること」「大声を出さないこと
[補説]文を止めて感動を表す用法が終助詞化してできたもの。5を除いては、主に女性の会話に用いられる。

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大辞林 第三版の解説

こと

( 副 )
〔助動詞「ごとし」の「ごと」と同源〕
多く、下に仮定表現を伴って同じ事が起こるにしても別の起こり方もあろうに、という心持ちを表す。同じ(…するなら)。どうせ(…するなら)。 「 -降らば袖さへ濡れて通るべく降らなむ雪の空に消につつ/万葉集 2317

こと

( 終助 ) 〔形式名詞「こと」から出たもの〕
(活用語の終止形に接続する)
断定を表す語に付いて、それをやや柔らげて表現する。「ことよ」の形で使われる。 「女の子をぶったりして、男らしくない-よ」
軽い感動の意を表す。「ね」を伴うことが多い。 「あら、きれいに咲いた-」 「まあ、立派だ-ねえ」
軽い問いかけを表す。 「みなさんお変わりない-」
同意を求める気持ちを表す。 「山に行くなんて、すてきじゃない-」
やや柔らげた形での勧誘を表す。 「みんなで後援会でも作りません-」
(かなり厳しく、また固い口調で)命令の意を表す。 「講堂では、タバコを吸わない-」 「朝八時に出勤する-」
(活用語の連体形に接続する。なお形式名詞としての性格を保っていることが多い)余情をもった感動を表す。 「高名仕つかまつらんとするを、抜ける太刀空しくなし給ひつる-、と怒りて/徒然 88」 〔この助詞は、現代語では主として女性語として用いられる( がそれである)。しかし、 のように、男性に用いられることもある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

こと
こと / 琴・箏

古くは弦楽器の総称。「あづまごと・やまとごと」(和琴(わごん))、「きんのこと」(琴(きん))、「そうのこと」(箏(そう))、「びはのこと」(琵琶(びわ))、「くだらごと」(箜篌(くご))、「しらぎごと」(新羅琴)などのように、まったくタイプの異なる弦楽器各種をすべて「こと」とよんだ。近世でも藤井高尚(たかなお)の『弾物(ひきもの)のさだめ』(1808以後刊)に「さみせんのこと」(三味線(しゃみせん))、「こきうのこと」(胡弓(こきゅう))、「ひとつをのこと」(一絃琴(いちげんきん))と使用している。しかし、江戸時代以来、箏の別名を「琴(こと)」といい、また現在の常用漢字に箏の字がないので、琴の字をあてて箏の意に使用している。そのため、ことばのうえで琴と箏は紛らわしいが、楽器学的には異なる。両者の基本的相違は、箏は可動の柱(じ)(ブリッジ)を胴面に立てて調弦するのに対し、琴(きん)は柱を用いない点にある。近年、研究者の間では「箏」の字をあててコトと読むことが提唱されている。[平山けい子]

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