不成(読み)ならず

精選版 日本国語大辞典 「不成」の意味・読み・例文・類語

なら‐ず【不成】

〘名〙 (「どうにもならず」の略)
① どうにもならないこと。ものにならないこと。
浄瑠璃大職冠(1711頃)三「婿のならずはまだ留主か」
将棋で、駒が敵陣の三段目以内で、または以内へ動いても成らないで、もと性能のままでいること。

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