丑時詣(読み)うしのときもうで

精選版 日本国語大辞典 「丑時詣」の意味・読み・例文・類語

うしのとき‐もうで‥まうで【丑時詣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うしのときまいり(丑時参)
    1. [初出の実例]「われ宿願の子細あるにより、〈略〉又今夜より北野へ丑の時詣でと心ざし候」(出典:車屋本謡曲・橋弁慶(1550頃))
  3. うしのときまいり(丑時参)
    1. [初出の実例]「扨も神前の鳥居に人をのろふと見へ、大釘六本うちてあり。是は都方の女ばら、悋気嫉妬の恨みにて丑の時詣すると覚へたり」(出典:浄瑠璃・つれづれ草(1681)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む