世に知らず(読み)ヨニシラズ

デジタル大辞泉 「世に知らず」の意味・読み・例文・類語

ら◦ず

ちょっと例がない。たとえようがない。普通ではない。
「(経文ヲ)ゆるるかによみ給へる、また―◦ず聞こゆ」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世に知らず」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 に 知(し)らず

  1. 普通ではない。世の中にたぐいがないほどすばらしい。世になし。
    1. [初出の実例]「又の夜の月、よに知らずおもしろきに、よろづの事覚えて」(出典:平中物語(965頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む