世に知らず(読み)ヨニシラズ

デジタル大辞泉 「世に知らず」の意味・読み・例文・類語

ら◦ず

ちょっと例がない。たとえようがない。普通ではない。
「(経文ヲ)ゆるるかによみ給へる、また―◦ず聞こゆ」〈須磨

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精選版 日本国語大辞典 「世に知らず」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 に 知(し)らず

  1. 普通ではない。世の中にたぐいがないほどすばらしい。世になし。
    1. [初出の実例]「又の夜の月、よに知らずおもしろきに、よろづの事覚えて」(出典:平中物語(965頃)一)

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