並外(読み)なみはずれる

精選版 日本国語大辞典 「並外」の意味・読み・例文・類語

なみ‐はず・れる ‥はづれる【並外】

〘自ラ下一〙 なみはづ・る 〘自ラ下二〙 通常のものと極端に異なる。普通の度合からはずれる。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一一「菱野の並(ナミ)はづれし大きな眼を射りぬ」

なみ‐はずれ ‥はづれ【並外】

〘名〙 (形動) 普通の度合や程度から極端にはずれていること。尋常でないさま。
日葡辞書(1603‐04)「ナミ。〈略〉 Namifazzureno(ナミハヅレノ) ヒトヂャ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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