中井郷(読み)なかついごう

日本歴史地名大系 「中井郷」の解説

中井郷
なかついごう

和名抄」高山寺本に「奈加豆為」、東急本に「奈加都井」の訓がある。郷域は現上房じようぼう北房ほくぼう町の中津井なかつい川流域の下中津井しもなかつい・上中津井の地域に比定しうる。治暦四年(一〇六八)英賀郡が大嘗会の主基となったときの詠進歌「千年積む御代のためしにつきそむるなかゐの稲の年経たるかな」(大嘗会悠紀主基詠歌)は、当郷の郷名を詠込んだものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む