中括り(読み)チュウグクリ

デジタル大辞泉 「中括り」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ぐくり【中括り】

《固くもなく、ゆるすぎもしない程度にくくる意》
大まかに見積もること。おおよその見当をつけること。
「利発者ども、よろづを―にして」〈浮・永代蔵・五〉
いいかげんにあしらうこと。高をくくること。
「高が知れてあると、―に括って」〈浮・禁短気・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android