中津惣川村(読み)なかつそうがわむら

日本歴史地名大系 「中津惣川村」の解説

中津惣川村
なかつそうがわむら

[現在地名]肱川町中津

肱川の支流船戸ふなど川の北岸にある小山村。東・南は惣川そうがわ(現東宇和郡野村町)、西は山鳥坂やまとさか村、北は橡谷とちたに(現河辺村)に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)喜多郡の項に「中津惣川村 茅山有」と記されている。元和九年(一六二三)以降新谷藩領。元文五年(一七四〇)の「大洲秘録」には、土産は「米・大豆」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

春闘

春の時期に労働組合が一斉に賃上げ、労働条件の改善に関する交渉を行なうこと。欧米では、産業別に強力な労働組合が存在し、それらが労働条件改善への闘争を繰り広げて成果を得てきた。だが、日本では企業ごとに労働...

春闘の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android