丹那村(読み)たんなむら

日本歴史地名大系 「丹那村」の解説

丹那村
たんなむら

[現在地名]函南町丹那

日金ひがね山西麓にある村で、西は平井ひらい村、東は熱海村(現熱海市)。中世丹那郷の遺称地。文禄三年(一五九四)検地帳に「君沢郡丹那村」とあったという(増訂豆州志稿)。延宝四年(一六七六)の伊豆国中拾組高寄帳(石橋家文書)によると高三四五石余、元禄初年の高帳では新田高一〇石余、元禄郷帳では高三五六石余。江戸時代初期は幕府領、元禄一一年(一六九八)旗本酒井領となり幕末に至る(韮山町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android