久保田高行(読み)クボタ タカユキ

20世紀日本人名事典 「久保田高行」の解説

久保田 高行
クボタ タカユキ

大正・昭和期の野球評論家 東京都高校野球連盟顧問。



生年
明治36(1903)年

没年
昭和57(1982)年7月5日

出身地
東京都

学歴〔年〕
早稲田実業〔大正11年〕卒

経歴
卒業後朝日新聞運動部記者となる。以来、母校早実の“陰の総監督”と呼ばれ、在任期間は40年間。昭和32年総監督として選抜高校野球大会で、王貞治投手を中心に、紫紺の大優勝旗を史上初めて“箱根越え”させた。56年3月までの14年間は帝京大野球部監督。日本アマチュア公認野球規則委員なども務め、文字通り野球一筋の人生だった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保田高行」の解説

久保田高行 くぼた-たかゆき

1903-1982 大正-昭和時代の野球監督。
明治36年5月20日生まれ。大正11年朝日新聞にはいる。野球専門記者のかたわら母校早稲田実業の野球部監督,総監督を40年間つとめ,昭和32年王貞治(さだはる)投手らをひきいて選抜高校野球大会で優勝。のち帝京大野球部監督。昭和57年7月5日死去。79歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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