紫紺(読み)シコン

色名がわかる辞典 「紫紺」の解説

しこん【紫紺】

色名の一つ。JISの色彩規格では「暗い」としている。一般に、紺色がかった紫という説と、紫がかった紺色という説の2説がある。ムラサキ科ムラサキソウの根である紫根で染めた場合は紫系統、タデ科アイによる藍染の場合は紺系統といえる。紫紺という色名は明治時代以降に登場したとされ、歴史はそれほど古くないが、春の選抜高等学校野球大会優勝旗が紫紺であること、また紫という色のもつ品格から特別な色名というイメージがある。明治大学スクールカラーでもあり、同校の第一応援歌は『紫紺の歌』という。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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