デジタル大辞泉 「乏しぶ」の意味・読み・例文・類語 ともし・ぶ【▽乏しぶ/▽羨しぶ】 [動バ上二]うらやましく思う。「音のみも名のみも聞きて―・ぶるがね」〈万・四〇〇〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「乏しぶ」の意味・読み・例文・類語 ともし‐・ぶ【乏・羨】 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 ともしいと思う。うらやましく思う。めずらしいと思って心が引かれる。[初出の実例]「万代の 語らひ草と いまだ見ぬ 人にも告げむ 音のみも 名のみも聞きて 登母之夫流(トモシブル)がね」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇〇〇)乏しぶの補助注記→「ともしむ(乏)」の補注 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例