とっさの日本語便利帳 「乳付きの旗」の解説 乳付きの旗 乳(ち)とは、矩形の旗布の天と横の一方の縁に付けられた輪のこと。その輪に竿を通して使ったのが乳付きの旗。平安時代後期の源平合戦の時には、白赤に分かれて華々しく使われた。近年では乳付きの部分はほとんど布に形を変え、商店街やセールの幟(のぼり)として使われている。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by