亀梨村(読み)かめなしむら

日本歴史地名大系 「亀梨村」の解説

亀梨村
かめなしむら

[現在地名]高根沢町亀梨

上柏崎かみかしわざき村の東、東は福岡ふくおか(現那須郡南那須町)。慶安郷帳では幕府領、高二三三石余、田方八〇石余・畑方一五三石余。元禄郷帳では宇都宮藩領で高二四〇石余。延享四年(一七四七)三卿の一橋領、天保年間(一八三〇―四四)には幕府領、旧高旧領取調帳では旗本本多領。七郎右衛門組(下亀梨村)と伝兵衛組(上亀梨村)からなり、両組に名主が置かれた。奥州街道氏家うじいえ宿の助郷も両村で負担、文政一一年(一八二八)頃は遠村を理由にともに半高除とされ、上亀梨村は高八二石余、下亀梨村は高三七石余を勤めた(往還雑記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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