事も有ろうに(読み)コトモアロウニ

デジタル大辞泉 「事も有ろうに」の意味・読み・例文・類語

こと‐も‐あろう‐に〔‐あらう‐〕【事も有ろうに】

[連語]《名詞「こと」+係助詞「も」+動詞「あり」の未然形+推量の助動詞「う」の連体形接続助詞「に」》とった行動が非常に好ましくないことを表す。ほかにも適当なやり方があるだろうに。よりによって。「事も有ろうにこんなときに来るなんて」「事も有ろうにあんな所で会うとは」

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精選版 日本国語大辞典 「事も有ろうに」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 も あろうに

  1. よりによって。
    1. [初出の実例]「こともあろうに奴隷を夢みるようになる」(出典:青い狐(1973)〈大庭みな子〉)

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