二蓋笠柳生実記(読み)にかいがさ やぎゅうじっき

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「二蓋笠柳生実記」の解説

二蓋笠柳生実記
にかいがさ やぎゅうじっき

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
勝諺蔵(3代)
初演
明治25.1(名古屋・末広座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の二蓋笠柳生実記の言及

【勝諺蔵】より

…脳充血のため半身不随となり,やがて大阪で没。健筆家として知られ,父との合作を含め《二蓋笠柳生実記(にかいがさやぎゆうじつき)》など300余種が数えられる。明治の近代化に呼応した史実に基づく戦記物や新聞種の劇化,シェークスピアの《ベニスの商人》を脚色した《何桜彼桜銭世中(さくらどきぜにのよのなか)》などのほか,坪内逍遥の《当世書生気質(とうせいしよせいかたぎ)》など小説の劇化が新派の小説劇化運動に影響を与えたとされる。…

※「二蓋笠柳生実記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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