名古屋(読み)ナゴヤ

デジタル大辞泉の解説

なごや【名古屋】[地名]

愛知県西部の市。県庁所在地指定都市。もと尾張徳川氏の城下町部地方の商・工業、交通の中心地で、中京(ちゅうきょう)ともよばれ、中京工業地帯中核をなす。古くは「那古屋」「名護屋」と書いた。人口226.4万(2010)。
[補説]名古屋市の16区
熱田区北区昭和区千種区天白区中区中川区中村区西区東区瑞穂区緑区港区南区名東区守山区

なごや【名古屋】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「名古屋」姓の人物
名古屋玄医(なごやげんい)
名古屋山三(なごやさんざ)

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精選版 日本国語大辞典の解説

なごや【名古屋】

[1]
[一] (古くは那古野。のち名護屋とも) 愛知県西部の地名。県庁所在地。濃尾平野の中央部にあり、伊勢湾に臨む。明治三年(一八七〇)名古屋藩監察令により、表記を名古屋に統一。戦国時代に今川氏が築城、のち織田信長が占拠し、江戸初期に徳川家康の子義直が尾張藩主として城下町を開いた。江戸時代は上方と江戸の中間にある商業都市として栄え、明治維新後は商工業・軍事都市となり、とくに繊維工業・窯業が発達した。明治四〇年(一九〇七)名古屋港が開港、昭和初年から重工業が発展、中京工業地帯の中心都市となる。明治二二年(一八八九)市制。
[二] 明治四年(一八七一)の廃藩置県により尾張国に成立した県。同年、犬山県を合併し、翌年、愛知県と改称した。
[2] 〘名〙
② ふぐ汁。また、ふぐ鍋。
※雑俳・五色墨(1809)「覚悟とて義理に一膳喰ふ名古屋」

なごや【名古屋】

姓氏の一つ。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典の解説

名古屋
なごや

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
元禄5.11(江戸・森田座)

名古屋
(通称)
なごや

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
名古屋山三
初演
元禄12.2(京・布袋屋梅之丞座)

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旺文社日本史事典 三訂版の解説

名古屋
なごや

愛知県西部,伊勢湾に面した県庁所在地で,近世以来尾張藩の城下町として発展
1610年徳川家康がその子義直と清洲城に入り,名古屋を城地と定め,加藤清正ら諸大名に分担させて築城。'16年義直がこの城に移ってから城下町として繁栄した。明治時代以後は中京工業地帯の中核をなす商工業都市として発展。1889年市制施行,1935年には100万都市となった。第二次世界大戦中の戦災市街の大部分を焼失したが,戦後復興。

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