二重内陣式(読み)にじゅうないじんしき(その他表記)double apse plan

世界大百科事典(旧版)内の二重内陣式の言及

【教会堂建築】より

…9世紀から15世紀にいたる西欧ではキリスト教建築の建造が社会の最も重要な課題で,これに最大の努力を集中したが,その中心は教会堂である。基本はバシリカ式で,大規模な教会堂では9世紀ごろからトランセプトを造り,アプスを延長して内陣を拡大し,しばしば身廊の西端にもアプスを設けた(二重内陣式)。西欧ではすでに5世紀から教会堂に塔を造ったらしいが,9世紀にはトランセプトの中央や端部,内陣の両わきなどに大小の塔を建てた。…

※「二重内陣式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む