五領村(読み)ごりようむら

日本歴史地名大系 「五領村」の解説

五領村
ごりようむら

[現在地名]井波町五領

たに村の北、西大谷にしおおたに川が形成した小扇状地に立地。村の南に井波町の飛地五領島ごりようじまがある。天正一三年(一五八五)一〇月一四日の前田利勝請取状(遺編類纂)に「五霊村」とみえ、河上蔵米のうちとして一四〇目を綿で納めている。寛永一一年(一六三四)の礪波郡拾弐組村名附帳(礪波町村資料)に村名がみえ、江田次郎兵衛組に属した。正保郷帳では高五五石余、田方三町六反余・畑方一反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高七三石・免五ツ七歩、小物成は山役四八匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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