井上春成(読み)イノウエ ハルシゲ

20世紀日本人名事典 「井上春成」の解説

井上 春成
イノウエ ハルシゲ

昭和期の工業化学者 元・新技術開発事業団理事長。



生年
明治26(1893)年5月25日

没年
昭和56(1981)年8月12日

出生地
熊本県

学歴〔年〕
京都帝国大学理学部化学科〔大正8年〕卒

経歴
大正8年東京工業試験所(現・化学技術研究所)に入り、昭和10年第5部長、18年所長、22年通産省技術室室長、23年工業技術庁初代長官、27年退官。この間日本規格協会会長、日本化学会会長、新技術開発事業団理事長(のち同事業団に井上春成賞設置)。35年日本プラント協会副会長、38年日本オレフィン化学社長となり、43年相談役。電気化学協会会長も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上春成」の解説

井上春成 いのうえ-はるしげ

1893-1981 昭和時代の工業化学者。
明治26年5月25日生まれ。農商務省の東京工業試験所にはいり,昭和18年所長。23年初代の工業技術庁長官となる。新技術開発事業団初代理事長,日本規格協会会長,日本化学会会長などもつとめた。昭和56年8月12日死去。88歳。熊本県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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