最新 地学事典 「交換性陽イオン」の解説
こうかんせいようイオン
交換性陽イオン
exchangeable cation
土壌に吸着されている陽イオンのうち,塩溶液を添加したときにその中の陽イオンと交換しうるもの。一般にはCa2+, Mg2+, K+, Na+(交換性塩基)とAl3+を指す。交換性塩基は1M酢酸アンモニウム,Al3+は1M KClを用いて抽出する。自然状態の土壌ではソロネッツ土のようにNa+の比率が高い場合を除けば,交換性陽イオンはpH5.5以上の土壌ではCa2+, pH5以下の土壌ではAl3+の比率が高い場合が多い。
執筆者:神山 和則
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

