京屋新田村(読み)きようやしんでんむら

日本歴史地名大系 「京屋新田村」の解説

京屋新田村
きようやしんでんむら

[現在地名]酒田市保岡やすおか

中吉田なかよしだ村の南西に位置し、地内を灌漑用水路の井皿いざら溝が南流する。正保二年(一六四五)酒田うち町の本間与左衛門と弟幸右衛門が開発、与左衛門の先祖が京都の出身であることにちなみ京屋新田村と称した(「書留」本間文書)。貞享年間(一六八四―八八)には高一七六石余、家数一六、うち本百姓一(「村組付」飽海郡誌)。貞享四年草刈地の鷹尾たかお山山札を七枚所有し、米一斗四升を納入(「鷹尾山新古留帳」相馬文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android