人工交配(読み)ジンコウコウハイ

デジタル大辞泉 「人工交配」の意味・読み・例文・類語

じんこう‐こうはい〔‐カウハイ〕【人工交配】

品種改良などを目的とし、人為的に動植物交配をすること。⇔自然交配

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精選版 日本国語大辞典 「人工交配」の意味・読み・例文・類語

じんこう‐こうはい‥カウハイ【人工交配】

  1. 〘 名詞 〙 動植物の交配を人為的に行なうこと。

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世界大百科事典(旧版)内の人工交配の言及

【交配】より

…ただ,古代バビロニアでナツメヤシが雄株の花粉によって雌株に実を結ぶことが知られていた例もある。品種改良(育種)のために,雌雄の間の交配を人工的に行う操作を人工交配という。人工交配というのは動植物を含めたいい方で,植物で交配のために雄の花粉をめしべにかけ合わせるまでの操作を人工受粉,動物で雄の精子を雌の卵子にかけ合わせる操作を人工授精という。…

【品種改良】より

… 供試材料が決まると,次は遺伝的な変りものをつくり出す段階に入る。もっともよく用いられる方法は人工交配で,前もって選定しておいた交雑親の間の交配を人為的に行う。作物種によって人工交配の容易なものもあれば困難なものもある。…

※「人工交配」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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