人目をす(読み)ひとめをす

精選版 日本国語大辞典 「人目をす」の意味・読み・例文・類語

ひとめ【人目】 を す

  1. 人に見られるのをきらう。人の目を気にする。人目をはばかる。
    1. [初出の実例]「里近く家や居るべきこの吾が目の人目乎為(ひとめヲし)つつ恋の繁けく」(出典万葉集(8C後)一二・二八七六)
  2. ひとおじをする。他人の前に出て臆する。
    1. [初出の実例]「死たる兄とはたかひて人めせり」(出典:菅江真澄遊覧記(1784‐1809)来目路乃橋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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