仏の目を抜く(読み)ほとけのめをぬく

精選版 日本国語大辞典 「仏の目を抜く」の意味・読み・例文・類語

ほとけ【仏】 の 目(め・まなこ)を=抜(ぬ)く[=くじる]

  1. 利欲のために仏像の目をも抜きとる。利欲のために非道の行ないをすることのたとえ。仏の箔をはがす。
    1. [初出の実例]「はかなしや玉をぬすまんはかりこと 仏(ホトケ)の目(メ)をもくじる末の世〈貞徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む