仏の目を抜く(読み)ほとけのめをぬく

精選版 日本国語大辞典 「仏の目を抜く」の意味・読み・例文・類語

ほとけ【仏】 の 目(め・まなこ)を=抜(ぬ)く[=くじる]

  1. 利欲のために仏像の目をも抜きとる。利欲のために非道の行ないをすることのたとえ。仏の箔をはがす。
    1. [初出の実例]「はかなしや玉をぬすまんはかりこと 仏(ホトケ)の目(メ)をもくじる末の世〈貞徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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