仕方話・仕形咄(読み)しかたばなし

精選版 日本国語大辞典 「仕方話・仕形咄」の意味・読み・例文・類語

しかた‐ばなし【仕方話・仕形咄】

〘名〙
① 手ぶり、身ぶりして語る話。
※雲形本狂言・空腕(室町末‐近世初)「いかな仕方咄(シカタバナシ)なればとて、某(それがし)の首を討おとす真似をするといふ事が有物か」
江戸時代、身ぶりを豊富にとり入れた笑い話。また、所作入りの落語
※雑俳・住吉おどり(1696)「手を出して・しかた咄をせぬあを屋」

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