付かぬこと(読み)つかぬこと

精選版 日本国語大辞典 「付かぬこと」の意味・読み・例文・類語

つか【付】=ぬ[=ない・=ん]こと

  1. それまでの話となんら関係のないこと。だしぬけのこと。とっぴなこと。思いがけないこと。
    1. [初出の実例]「付(ツ)かぬ事(コト)ぢゃが、その綱五郎様といふは、久しい跡に奥勤めの女中さんとやらに言ひ号け」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む