伊藤友恵(読み)イトウ トモエ

20世紀日本人名事典 「伊藤友恵」の解説

伊藤 友恵
イトウ トモエ

大正・昭和期の棋士 囲碁女流6段。



生年
明治40(1907)年12月10日

没年
昭和62(1987)年1月21日

出生地
栃木県足利市

本名
伊藤 キヨ

主な受賞名〔年〕
勲五等宝冠章〔昭和57年〕

経歴
栃木県足利市で機織物を扱う事業家の家に生まれる。大正6年10歳で喜多文子名誉8段に入門。13年初段に昇段。22歳の時、能楽師だった伊藤千六と結婚する。昭和34年5段。増淵辰子とともに数少ない女流棋士として活躍。日本棋院女流選手権で優勝7回、準優勝7回、54年第1期女流鶴聖。57年引退し、6段。日本棋院女流棋士会長もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤友恵」の解説

伊藤友恵 いとう-ともえ

1907-1987 大正-昭和時代の囲碁棋士。
明治40年12月10日生まれ。大正6年喜多文子に入門。13年初段。昭和34年5段。女流選手権で5連覇をふくむ7期優勝,54年第1期女流鶴聖戦優勝。59年引退し,6段。増淵辰子とともに女流棋界をささえ,日本棋院女流棋士会長もつとめた。昭和62年1月21日死去。79歳。栃木県出身。本名はキヨ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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