伊闕(読み)いけつ

普及版 字通 「伊闕」の読み・字形・画数・意味

【伊闕】いけつ

洛陽南の城塞。〔史記、秦紀〕左、韓・魏を伊闕に攻め、首を斬ること二十四

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の伊闕の言及

【河南[省]】より

…洛陽は人口127万(1994),機械製造工業が盛んで,とくにトラクターやベアリングの工場は規模の大きさを誇っている。洛陽は西に函谷関,東に虎牢関をひかえ,北には邙山(ぼうざん),南には伊河が洛河に注ぐ伊闕(いけつ)にのぞんだ要害の地である。伊闕は竜門ともよばれ,両岸の岩壁には北魏から唐代までの間に開かれた石窟がつらなり,仏教芸術の宝庫として知られている。…

【竜門石窟】より

…中国,河南省洛陽の南14kmにある仏教石窟。伊水が北流し二つの山が岸をはさんで対峙し,形状が門闕(もんけつ)のようになっているので,伊闕または竜門と呼ばれた。石窟群は両岸の崖壁にあって,石窟1352,龕(がん)785を今かぞえる。…

※「伊闕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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