城塞(読み)ジョウサイ

デジタル大辞泉 「城塞」の意味・読み・例文・類語

じょう‐さい〔ジヤウ‐〕【城塞/城×砦】

城ととりで。また、城やとりで。「―を築く」
[類語]要塞防塞堡塁土塁防塁本塁孤塁堅塁バリケード

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精選版 日本国語大辞典 「城塞」の意味・読み・例文・類語

じょう‐さいジャウ‥【城塞・城砦】

  1. 〘 名詞 〙 城ととりで。また、城やとりで。城塁
    1. [初出の実例]「放則侵掠城塞」(出典続日本紀‐天応元年(781)六月戊子)
    2. 「大きな城塞(ジョウサイ)石垣についてまがっていった」(出典:見知らぬ町にて(1967)〈辻邦生〉)

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デジタル大辞泉プラス 「城塞」の解説

城塞

司馬遼太郎長編小説。1971年~1972年刊行。大坂冬の陣、大坂夏の陣を描く歴史小説

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世界大百科事典(旧版)内の城塞の言及

【クローニン】より

…グラスゴー大学で医学を修め,ロンドンで開業,病気療養中発表した《帽子屋の城》(1931)で一躍有名になり,以後文筆に専念する。坑夫の出世物語《星は見ている》(1935),地方の青年医師が主人公の《城塞》(1937),《天国の鍵》(1941),《十字軍兵士の墓》(1956)など,まじめな主人公を描いた物語性に富んだ作品で多くの読者を得ている。初期の作品は社会的関心が強いが,後期には宗教的主題にも触れている。…

※「城塞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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