会首(読み)かいしゆ

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世界大百科事典(旧版)内の会首の言及

【行】より

…こうして自治力をつけた行は,政府の無差別な徴発に対して改革を要求し,王安石は免行役銭をはじめて,小商人も行に加入させる代りに,資産に応じて免行銭を納めさせ,用度の調達は政府の手で行うことにした。 行の運営は行頭・会首とよばれる役員が寡占し,対官折衝,営業独占,価格・規格の統制,祭祀,相互扶助,下級の裁判,自衛,福祉を執行した。明・清時代に商業が最盛期を迎えると,行の構成にも階層の分化が生じ,大中都市ではその地方の商圏をおさえる粮店(りようてん),貨店,当鋪(金融業),銭荘(銀行業)などの大行が,業種や出身地別の絆をこえて団結し,ギルドマーチャントをつくり,傘下に業種別,出身地別の行を収め,その下に平職人ギルド,種族別ギルド,さらに街路単位の友誼団体や宗教結社を包み込んだ。…

※「会首」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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