伝統薬(読み)デントウヤク

デジタル大辞泉 「伝統薬」の意味・読み・例文・類語

でんとう‐やく【伝統薬】

昔から民間で広く使われている薬。生薬しょうやくなど、長い歴史と使用経験により安全が裏付けられているものをいう。→セルフメディケーション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の伝統薬の言及

【薬用植物】より

…また漢方製剤には合成医薬品などと同様に保険薬としての取扱いを受けるものもある。薬用植物の利用には地域の民族性が強くはたらき,民間薬をはじめ,伝統薬,漢方薬,和漢薬,中薬,中草薬(中国の民間薬),洋薬などという呼び方がある。このうち洋薬とは古代からヨーロッパで使われてきたものに,16世紀以降,新大陸,アフリカおよび東南アジア地域で利用されていたものが移入されて,その薬効成分が研究され,強い生理作用をもつ生薬が加えられたものである。…

※「伝統薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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