精選版 日本国語大辞典 「似非幸」の意味・読み・例文・類語
えせ‐ざいわい‥ざいはひ【似非幸】
- 〘 名詞 〙 はたからは幸福らしく見えるが実はそうでないこと。見せかけの幸福。
- [初出の実例]「おひさきなく、まめやかに、えせざいはひなど見てゐたらん人は、いぶせくあなづらはしく思ひやられて」(出典:枕草子(10C終)二四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...