住成(読み)すみなす

精選版 日本国語大辞典 「住成」の意味・読み・例文・類語

すみ‐な・す【住成】

〘自サ四〙
① (上接する修飾句を受けて) …のような様子にして住む。
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「一条の人けもなかなるを、いかがすみなしたると行きて見む」
② すみかとする。住みつく。
今昔(1120頃か)二四「賤(あやしく)(ちひさき)家なれども故有て住成したり」

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