佐々木 秀世(読み)ササキ ヒデヨ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「佐々木 秀世」の解説

佐々木 秀世
ササキ ヒデヨ


肩書
元・衆院議員,元・運輸相,日本武道館常務理事

生年月日
明治42年4月12日

出身地
山形県東村山郡山辺町

学歴
早稲田大付属早稲田工手学校〔昭和3年〕卒

経歴
旭川市議を経て昭和22年北海道2区から初当選。以来当選9回を果たしたが51年に引退した。運輸政務次官、衆院社会労働、議院運営各委員長、自民党国対委員長、広報委員長などを務めた国対、議運ベテラン。この間、47年7月、第1次田中内閣の運輸相に起用され、日中航空協定交渉でも運輸省の最高責任者として指揮をとった。ロッキード事件で、30ユニットのロ社資金3千万円のうち3百万円を受領したとされ、57年の全日空ルート判決で「灰色高官」の1人としての認定を受けた。

受賞
勲一等瑞宝章〔昭和55年〕

没年月日
昭和61年2月1日

家族
息子=佐々木 秀典(衆院議員)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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