何と無し(読み)ナニトナシ

デジタル大辞泉 「何と無し」の意味・読み・例文・類語

なに・し

事物状態雰囲気などが、それと限定されないさま。これということもない。
「空のけしきの、―・くすずろにをかしきに」〈・五〉
とり立てて言うに及ばない。平凡である。
「―・き御歩きももの憂くおぼしなられて」〈・葵〉
意識しないでも、気持ちがそちらに向くさま。
「鵜飼一人ありけるが―・く佐殿を見奉り」〈平治・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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