余さう(読み)あぶさう

精選版 日本国語大辞典 「余さう」の意味・読み・例文・類語

あぶさ‐・う‥ふ【余う】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「あぶす(余)」の未然形に継続、反復の意を表わす助動詞「う(ふ)」の付いた語 ) あます。残す。あまさう。
    1. [初出の実例]「食国(をすくに)四方の人をも 安夫左波(アブサハ)ず めぐみたまへば」(出典万葉集(8C後)一九・四二五四)

余さうの補助注記

諸本「安天左波」であるが、「天」は「夫」の誤写と考えられる。「天」を「末」の誤写として、「あまさふ(余さふ)」の未然形とする説もある。

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