余孼・余孽・余蘖(読み)よげつ

精選版 日本国語大辞典 「余孼・余孽・余蘖」の意味・読み・例文・類語

よ‐げつ【余孼・余孽・余蘖】

〘名〙
① 残った切り株に生じる芽。ひこばえ
② 滅びた家のあとに残っている子孫。滅亡した家の余類遺類
権記‐長保四年(1002)三月一九日「然則吏民経営自省其煩、事叶節倹、灾無余孽子」 〔杜甫‐奉送郭中丞兼太僕郷充隴右節度使詩〕

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