使い切りカメラ(読み)つかいきりカメラ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「使い切りカメラ」の意味・わかりやすい解説

使い切りカメラ
つかいきりカメラ

ISO400クラス(→ISO感度)の高感度フィルムにプラスチック製レンズシャッターを付けたカメラスナップ写真の撮影ならコンパクトカメラとあまり変わらない機能をもつ。1986年に富士写真フイルム(→富士フイルム)から発売された「写ルンです」に始まる。撮影後は本体ごと現像に出すので,「レンズ付きフィルム」「使い捨てカメラ」ともいった。手軽なことから人気を呼び,発売から 4年間で市場規模が 30倍にもふくらんだ。フラッシュ付き,広角レンズタイプ,望遠レンズタイプ,防水タイプなどが各社から発売されたが,コンパクトデジタルカメラやカメラ機能付き携帯電話普及とともに衰退。今日では高感度タイプや防水タイプなどが発売されている。

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